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プレゼン力を上げる「声」の小さな意識改革

元気のない様子で小学校でプレゼンをする男の子

 

ポッドキャストを日常的に楽しんでいるのですが、最近よく耳にするのが、あるノートPCの広告です。

そのナレーションが、なんと声優の津田健次郎さん!

CMが流れるたびに聞き惚れてしまい、まんまとそのノートPCが欲しくなっている自分がいます😂

 

一方で、数ヶ月前によく流れていた別の日用品のCMは、特徴的なメロディと喋り方がどうしても好きになれず……。

再生されるたびにスキップボタンを押していました。

 

「伝える内容」はもちろん重要ですが、それと同じくらい「伝える声」もまた、受け手の印象を大きく左右するのではないでしょうか。

 

「プレゼン資料をただ読み上げるだけではダメだ」などと聞くことがありますが、そこまでの大改革をせずとも、ちょっとした声色の工夫だけで、「伝える力」は格段に向上するはずです。

 

津田さんのようなプロの美声、いわゆる「イケボ」を誰もが手に入れられるわけではありません。

しかし目指すべきはそこではなく、「聞き手にとって心地よい声」……いや、ベイビーステップとしては「耳障りにならない声」を目指すくらいでちょうどいいかもしれません。

 

例えば、次のような声や話し方は、いくら内容が良くても相手にネガティブな印象を与えかねません。

 

  • 元気がない、自信なさげな声:聞き手に不安を与え、内容の信頼性を損なう可能性が
  • 何を言っているのか聞き取れないほど小さい声:聞き手は内容を理解する以前に、聞き取る努力を強いられ疲弊してしまいます
  • 「えー」「あのー」といった口癖の多用:聞き手の集中力を削ぎ、話のテンポを悪くします。内容よりも口癖の回数が気になってしまうことも💦
  • 「クチャッ」などのリップノイズ:生理的な不快感を覚え、内容に集中できなくなる聞き手もいます

 

これらの点は、少し意識するだけで改善できる部分も多いはずです。

 

「プレゼン資料をそのまま読まない」は、いわば工夫の第二段階。

まずはもっと手軽に取り組める「声のトーン」や「話すスピード」、そして(自分だけではちょっと難しいかもしれませんが)「不要な口癖の削減」といった、「声」そのものに意識を向けてみてはいかがでしょうか。

 

心地よい声とわかりやすい話し方は聞き手の理解を助け、メッセージをより深く、正確に届ける力になりますよ!

 

 

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どうぞお楽しみに!