
きっずプレゼンくらぶの体験講座を実施しました
皆さん、こんにちは!
きっずプレゼンくらぶPM(プロジェクトマネージャー)兼認定講師の杉崎紀子です。
この度山梨県道志村のDOSHI PROJECTの一環として、きっずプレゼンくらぶの体験講座を実施させていただきました!
2024年10月からご担当者の方々と打ち合わせを重ね、CEO内野と共に準備を進めてきました。
当日は役場の方や保護者の方も交え、子どもたちのリアルな反応を感じられる良い時間になりました。
想定外の出来事もありつつ、体験講座を通して子どもたちとプレゼンを楽しめた2時間でした。
当日の様子を纏めましたので是非ご覧下さい!
皆さんにお会いできるのが楽しみ
前日も内野と調整を重ね、どうすれば子供たちに楽しんでもらえるか、また保護者の方々には急ぎではないけど重要なスキルだとお伝えできるかを議論していました。
当日は大月駅から30分ほど車を走らせ、やまゆりセンターでご担当者様と合流しました。
会場となるのは道志村サテライトオフィスです。
役場の皆さんには事前にスクリーンやプロジェクタ等の設備をご用意いただきました。
開始時間までPC接続や音響確認等の確認をして、協力して会場を創っていきます。
初の体験講座で準備をコツコツと進めてきたということもあり、皆さんにお会いできるのが楽しみです!
道志村サテライトオフィス

事前準備も完了

プレゼンテーションを理解し実践する
体験講座のプログラムは二部構成で仕立てました。
前半の担当はCEO内野 良昭。
「プレゼンテーションとは?」を説明し、子どもたちのマインドセットを創っていきます。
対話を交えながら子どもたちの反応を汲み取り、実践に入っていく流れにしました。
「自己紹介を制す者はプレゼンを制す」というお題のもと、子どもたちにペアを組んでもらい自己紹介をやって貰いました。
改めて自己紹介をするのは気恥ずかしいものです。
また相手に何を伝えれば良いか、困ってる様子も見受けられました。
ひと通り自己紹介が終わったところで内野から「自己紹介の目的とは?」を説明し、再度自己紹介にチャレンジしてもらいました。
自己紹介の使い分けを学んだ子供たちは「伝える」という本質に触れ、先ほどよりも明確に自己紹介の目的を果たすことができました。
最終確認に余念のないCEO内野

子どもたちは少し緊張している様子

オリジナルストーリーを創ってプレゼンしよう
後半の担当は私、杉崎 紀子です。
今回の体験講座ワークショップでは伝えるって楽しい!を実感してもらうために、前日まで調整を行ってきました。
内野の自己紹介プログラムの雰囲気を引き継ぎ、プレゼンの面白さを体験してもらいたいと気合いが入ります。
ワークショップでは昔話の桃太郎を題材に、チームでオリジナルストーリーを創ってプレゼンする仕立てにしました。
桃太郎のお供、犬・猿・雉の性格や得意なことを書き出し、どうやって鬼退治すればいいか考えてきます。
オリジナルストーリーなので発想は自由です。
陽気な犬、のんびり屋の猿、ちょっとお高くとまった雉などバリエーションは豊富です。
ストーリーができたらチームメンバーで役割分担をして、発表するのがゴールです。
ある程度お手本を示して子どもたちが理解できたところで、ワークを始めていきます。
限られた時間の中でストーリーを考え、ビジュアルを創り、発表の練習もしなければなりません。
オリジナルストーリーを創るがゆえに発想の幅が広く、またチーム内でまとめ上げる必要があるため、他者の意見も取り入れる必要があります。
各チームにはサポーターを配置し、子供たちの発言を促してリードしていきます。
ワークではシートにメモ書きをしてもらうことを推奨しました。
チームでの会話をメモ書きすることで整理され、共通の認識を持つことができます。
このようなワークに馴染みがない子供たちは始めこそ戸惑いがあったものの、オリジナルストーリーを皆で創り上げる楽しさを体験することができたと思います。
チームでストーリーを考えていくため、様々な発想が生まれます

自分自身を未来に導くために伝え上手になる
子供たちがワークの取り組んでいる間、内野は保護者向けにプレゼンの重要性をお伝えしました。
冒頭でも触れたプレゼンが苦手な大人が多いこと、自分自身を未来に導くために伝え上手になることが必要不可欠であること、私たちがその課題にどのような事業展開をしているのか等です。
また今回の体験講座のプログラムの感想や、子供たちとのコミュニケーションでプレゼンがどのように活かせるかも意見交換することができました。
普段子どもと接する機会が少ない私たちにとって、保護者の方の生の声は貴重です。
いただいたご意見を参考に、今後の事業展開に活力が湧いてきました。
子どもたちがワークに取り組んでいる時間を利用し、保護者向けの説明を実施

双方にとって体験に勝るものはない
ワークを終えた子どもたちはチームごとにプレゼンを実施し、無事やり遂げることができました!
限られた時間内でストーリー構成や役割分担を決め、皆の前で発表するのは勇気のある行動だと思います。
このプログラムに前向きに取り組んで子供たちに拍手を贈りたいです。
発表後は各チームでフィードバックすることを推奨しました。
フィードバックは成長のための栄養を与えるモノという風に考えています。
栄養とはプラスの価値を相手に提供することです。
子供たちは今回の体験を通してプレゼンの三種の神器「考える・作る・話す」に触れ、プレゼンの大変さや楽しさを実感しました。
この経験が今後の人生に役立てて貰えたらとても嬉しいです。
また私たちも改善点や新しい発見を得ることができました。
これは直接子供たちや保護者の皆さんと触れ合わないと発見できなかったので、体験に勝るものはないと実感しました。
アンケートに回答する子どもたち

体験講座を終えて
体験講座を終えた後、子供たちをはじめ保護者の皆さま、役場の皆さまにもアンケートにご回答いただきました。
NPSは47と高評価をいただき、テキストマイニングでは「プレゼン」「思う」「楽しい」「やすい」「わかる」といった言葉が目立ち、子どもたちがプレゼンを楽しく、わかりやすく学ぶことに関心がある様子がうかがえました。
きっずプレゼン教室では今回の体験講座を活かし、明日役立つスキルとして「伝え上手になる」ことを全国の子供たちに広めていきます。
これからの活動にも是非ご注目下さい!
アンケート結果をNPSとテキストマイニングで分析
